SSブログ
ようこそ先輩 ブログトップ
- | 次の10件

《故郷をうたえ!》 2007-1-31 Wed 晴れ     [ようこそ先輩]

あっという間に1月も終わり。今日の気温は15度!ただの暖冬ではないな、もう。
歳を経るごとに1ヶ月、1年が過ぎるのが早く感じるようになっていく。何かで読んだが、10歳の子どもにとっての1年は10分の1、50歳にとっては50分の1。だから短く感じるんだそうな。納得。さて、番組の案内です。2月3日の土曜日午前9時30分からNHK総合で「課外授業ようこそ先輩・高石ともや篇」が放送されます。ぜひご覧ください。元気になります。見逃した人は下記の再放送で。

本放送 : 2007年2月3日(土)NHK総合  午前9:30~9:59
再放送 : 2007年2月4日(日)教育テレビ  午前8:05~8:34
再放送 : 2007年2月8日(木)NHK-BS2 深夜3:15~3:44


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

《雨竜は吹雪》 2006-12-22 Fri くもり     [ようこそ先輩]

昨日、北海道の雨竜町から戻る。
NHK「課外授業ようこそ先輩」の撮影だった。先生はフォーク・シンガーの高石ともやさん。テーマはふるさと雨竜の歌を作るというもの。悪戦苦闘の2日間。形の整った歌はできなかった。下級生や父兄を集めて発表会を開くことを予定していたが、それもかなわなかった。そのことで少し焦ってしまった私。高石さんと随分口論をし、失礼な態度もとってしまった。でも最後は雪の積もった校庭で、子どもたちは大声で自分の言葉を歌った。メロディーはほとんどなく、高石さんのギターの伴奏にのせて大声で朗読するだけだが、それこそがフォーク・ソングの原点、トーキング・ブルース。自分の書いた言葉を意志を持って大きな声で伝えようという高石先生の熱い思いは、確かに子どもたちに伝わったのだ。テレビ番組という形に収めようとすることに、自分がいかにとらわれ過ぎていたかを思い知らされた。先生と子どもたちの一生懸命な交流さえ描ければ、結果はどうでもいいはず。私もドキュメンタリーの原点に帰って、これから編集しようと思う。



nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

《いのちを考え続けよう》 2006-3-25 Sat 晴れ    [ようこそ先輩]

ようやく春を実感する、あたたかな1日。
先週、故郷の宇都宮で課外授業のロケ。先生は作家の立松和平さん。母校は、西原小学校。校長室の壁に飾られた歴代校長の写真の中に、知っている顔が2人いてビックリ。中学時代の体育と美術の先生だった。すっかり忘れていたが、写真を見ている内に声が蘇ってきた。変な気持ち。今の校長じゃなくてよかった。でも考えてみれば当たり前。二人ともとっくに定年を越えている。自分がすでにあの当時の先生方の歳を越えているのだ。なかなか実感できないけど。


立松さんの授業のテーマは“いのちの物語”を書こうということ。
テーマが大き過ぎた。難しかった。こちらの思惑通りにはなかなか進まなかった。しかし、現実は常にテレビ屋の浅薄な構成案を裏切る。立松さんの母上が、授業第1日目の日、脳内出血で倒れ、危篤状態になってしまったのだ。入院された病院は、1年半前、私の母が運ばれ亡くなった病院と同じだった。このまま授業を続けていいものか、立松さんと話し合った。「大丈夫、最後までやります。」と言ってくれた。
授業2日目、子供たちは家族を取材し、自分といういのちの誕生の物語を自分以外の人(多くは母親)、あるいはモノ(ベビーカーや哺乳ビン)を主人公にして書き、発表した。そして立松さんも「息子への最後の手紙」という文章を書き、生徒たちの前で朗読した。それを聞き、私は教室の隅で嗚咽をこらえるのに必死だった。母を思い出していた。我々の生のまわりには、何と多くの死があることか。そんな当たり前のことを痛感した。今、編集構成に悩んでいる。こんなにも大きな出来事を、28分30秒にしなければならないテレビ。立松さんの母上は今も意識は戻っていない。
 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

《言葉はからだの中にある》 2005-3-2 Sun 晴れ     [ようこそ先輩]

寒い日が続く。今年の冬はきつい。
腰はずっと痛いし、右足と左足の長さが違うような感じになり歩きづらい。病院に行かねばと思いながら、日が過ぎていく。日記の更新が月1ペースになってしまった。いかんなあ。人間ドックに入り、胆のうに砂がたまっていることがわかる。内臓脂肪も、かなり分厚い。運動不足だね。編集ばっかりしてるから。

先月の23~25日、大阪の藤井寺小学校で課外授業のロケをした。
先生は詩人の佐々木幹朗さん。多分知らない人の方が、圧倒的に多いだろう。いやあ難しかったね。1歳の時の写真を見ながら、それを撮られた時の気持ちを詩にする。これは成功。面白い言葉が、たくさん出てきた。


それからがダメ。男女に分かれて男が「女よ」、女が「男よ」で始まる2、3行の詩を書き、それを交互に並べ8世紀に行われた歌垣(男女による相聞歌)を再現しようとしたが、思春期の子供たちのテレが出て、心のシャッターを閉ざされてしまった。町の中の神社でやったのだが、途中で雨も降ってきた。佐々木さんも俺も、頭まっしろ。
最後の連詩。5人ずつの班に分かれ、2~3行の詩を一人一人順番に作り、物語を紡いでいく。これも四苦八苦。2巡するはずが、1巡で時間切れ。ただ救いだったのは、子供たちが本当に真剣に言葉と格闘してくれたこと。できない子を心配して仲間が集まるが、「自分の言葉で書け。教えたら、お前のためにならん」と言い、じっと待つ姿が撮れたこと。佐々木さんも、最後には涙ぐんでいた。その様子が、ありのままに伝わればいい。大阪弁でのやりとりも面白かった。28分30秒しかないから、厳しいが。それにしても、子供と接する時間は濃いなあ。ぐったり疲れた。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

《あきらめてはいけません》 2004-5-13 Thu くもり    [ようこそ先輩]

もう半袖と短パンの季節でありますなあ。
10日から12日まで、鹿児島県の曽於郡松山町という所に行っていた。NHKの課外授業ようこそ先輩のロケ。出演は漫談家 の綾小路きみまろさん。子供たちが自分の人生や親の人生を題材にした人生漫談を作り、約400人のお客さんの前で発表した。ほとんど無理かと思ったが、やりとげましたよ、ちゃんと。あったかい拍手と笑いが会場に広がった。ジーンときた。久々の心地よい疲労感を味わった。俺には絶対できない。子供はすごい。6月20日に放送予定。

きみまろ授業 026.jpg

先週デジカメを買った。便利なもんだね。ロケの写真を添付しときます。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感
- | 次の10件 ようこそ先輩 ブログトップ