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《女子W杯決勝:スペイン vs イングランド》2023-8-20 Sun [サッカー]

[サッカー]1:0で、スペイン初優勝!!
且つ、なでしこと並ぶ3世代(含U17&U20)での優勝も果たした。


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悪質なファウルが多いイングランドじゃなくて良かった。
勝つためなら何をしてもいい、そう思っているようなチームで
特にひどかったのが後半にスペインが得たPKの時だった。
ボールを置く前から執拗な抗議で位置を直させキッカーにプレッシャーを与える、
さらに見事なセーブでPKを止めたGKは「ザマーミロ」と言わんばかりに
舌を出して挑発。こんな選手がゴールデングラブ賞だなんて・・

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とにかく決勝のスペインは素晴らしかった。
どんなボールでもピタッと止め、何人に囲まれても見事なパスワークで前に運ぶ。
なでしこ戦の大敗から立ち直ったチームの修正力と一体感も見事!
優勝にふさわしいチームだった。パチパチ。

残念だったのは、
授賞式で得点王の宮澤ひなたの名が会場でアナウンスされなかったこと。
中継カメラが場内スクリーンを映し出していたのにね。
せめて顔写真くらい出せよ、と毒づくオイラ。

W杯は勝ち進むにつれ、喜びも悲しみも大きく深くなる。
なでしことしては残念無念の大会ではあったが、大きく引き離されたと
思っていた欧米勢と互角に戦えるところまで来たことは確か。
そして、記憶に残るゴールや選手は数あれど
(1位は何と言っても準決勝の豪州サム・カーの同点ゴール!)、
記憶に残るチームの筆頭は、なでしこだったと思う。
その喜びを噛みしめたい。ハイ、100%身内びいきの極みです。

【追伸】
決勝のオープニングセレモニーで、両チームの入場前に
優勝トロフィーを持って登場したのは、宮間あやだった。
NHKでも決勝を放送することを忘れていて、
慌ててチャンネルを変えたら、すでに両国の国歌斉唱が始まっていた。
見逃した。残念。

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《ノルウェー戦後の花火》2023-8-14 Mon [サッカー]

[サッカー]忘れてた「いたばし花火大会」写真。
なでしこがノルウェー戦に勝利した直後にスタートした。
これが文字通り「最後の打ち上げ花火」となったわけだ。
火事騒ぎというおまけまでついちゃった。
来夏のパリ五輪こそ、もっと大きな「歓喜の花火」となれ!

【8月5日 ノルウェー戦後】
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【8月11日 スウェーデン戦後】
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《女子W杯ベスト4決定!》2023-8-12 Sat [サッカー]

[サッカー]女子W杯2023のベスト4が決まった。
スペイン、スウェーデン、オーストラリア、イングランド。
イングランド以外は初めてのベスト4で、
そのイングランドでさえ決勝に進んだことはない。


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どの国にとっても初優勝、5カ国目の優勝国となる。
女子W杯初の2カ国共催、初の32カ国参加。
初めて尽くしの大会にふさわしい4カ国ではある。
だから、なでしこは外された!? なんてね(笑)

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オーストラリアvsフランスの10名サドンデスのPK戦も凄かったけど、
イングランドvsコロンビアが、とんでもない試合だった。
激しく肉体をぶつけ合い、攻撃こそ最大の防御という
オープンな展開が90分続き、目が離せなかった。

かなり荒っぽい試合でピッチに倒れこむ選手が多かったが、
主審の笛は少なかったし、VARの介入はなかった気がする。
それも良かった。何だか懐かしいサッカー本来の醍醐味。
今大会で最高のゲームだったと思う。

コロンビアはチーム戦術よりも個の能力で打開する
古き良き南米スタイルで、ボールを奪ったらまずドリブル。
時には近くの味方とのワンツーでサイドを突破。
センタリングをゴール前に放り込み、そのこぼれ球を狙ってミドルを放つ。
それが実って先制点を奪った。
なでしこは、とかく細かなチーム戦術に囚われがちだが、
このコロンビアの図太い野生味が必要だなあ。

イングランドは、やはりさすがだった。
持ち前のパスワークとスピードで左右に攻撃を展開して逆転に成功し、
最後は守備に徹してコロンビアの反撃を封じた。
エレン・ホワイトのようなエースストライカーはいないが、
優勝の最有力候補だと思う。

なでしこがいないのが寂しいけれど、
やっぱりサッカーは、W杯面白い。最後まで観よう。

【スペイン vs オランダ】
https://www.plus.fifa.com/en/content/w49-w51-zhun-jue-sheng-2023-fifanu-zi-warudokatsupu-osutoraria-niyuzirando-hairaito/a98a52b6-84fa-44bf-9a0d-6a068a45b87e?gl=jp

【スウェーデン vs 日本】
https://www.plus.fifa.com/en/content/w50-w52-zhun-jue-sheng-2023-fifanu-zi-warudokatsupu-osutoraria-niyuzirando-hairaito/34f9071a-54e1-4eb7-bb04-9131893c9c5c?gl=jp

【オーストラリア vs フランス】
https://www.plus.fifa.com/en/content/w53-w55-zhun-jue-sheng-2023-fifanu-zi-warudokatsupu-osutoraria-niyuzirando-hairaito/963fdfe3-e87c-4a34-b065-b9193edbf5ba?gl=jp

【イングランド vs コロンビア】
https://www.plus.fifa.com/en/content/w54-w56-zhun-jue-sheng-2023-fifanu-zi-warudokatsupu-osutoraria-niyuzirando-hairaito/27822200-5d67-44be-89c0-255419b11b98?gl=jp



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《女子W杯準々決勝:なでしこ vs スウェーデン》2023-8-11 Fri [サッカー]

[サッカー]1:2で敗退。
あー終わっちゃった。気が抜けてしまった。

【先発】
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【得点】
88分 林 穂之香

【ハイライト動画】
https://www.fifa.com/fifaplus/ja/watch/4tGkdbzqRTW3pjmp6jYuHh

なんだ、あのスウェーデンの鬼プレスは!
アメリカと延長まで戦いPK戦で破ってチーム力が一気に上がったみたい。
今大会で一番良かったのでは。前半のなでしこは面食らって慎重になり過ぎた。

運もなかったなあ。
前半の失点も、相手のFKのこぼれ球が密集したゴール前で何度も
ピンボールのように行ったり来たりして最後はスウェーデンの選手の足元に。
2失点目のPKも、CKをゴール前で競った田中美南のヘッドのこぼれ球が
長野の手に当たってしまった。故意じゃないのにね。無常のVARよ(泣)

それだけじゃない。
植木理子のPKがバーの内側に当たって真下に落ちたり、
藤野あおばのFKもバーに当たって下に落ち、
GKの背中とゴールポストに当たって入らなかった。
サッカーの神様が、
「あんまり調子に乗るなよ、W杯はそんな甘いもんじゃないぞ」
と言ってるようだった。

それでも、後半25分以降の攻撃は見事だった。
交代で入った選手が躍動し、43分に林穂之香がゴール!
思わず「よっしゃ!」と大声が出た。
ロスタイムが10分もあり延長戦を期待したけどね。

試合終了後、浜野まいかと藤田あおばが突っ伏して子供のように
泣きじゃくる姿が忘れられない。東京五輪の久保くんを思い出す。
でもね、新生なでしこたちの物語が、いきなり優勝という
クライマックスにならなくてよかった気もするな。
成長ストーリーの続きがまた楽しめる。久保くんも3年後、大きく飛躍した。

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次はパリ五輪の舞台が待っている。
今日は存分に泣いて、明日からまた前を向いてほしい。
ワクワクドキドキをありがとう! ずっと応援してます。

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《女子W杯R16終了》2023-8-08 Tue [サッカー]

[サッカー]ベスト8が出そろう。


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オーストラリアとコロンビアは意外だったが、あとは順当。
欧米で活躍している選手が多い国が勝ち進んでいる。
だから皆同じようなサッカーで差はない。

その中で、贔屓目ではなく、一番チームとしての完成度が高く、
どの国も真似ることができないサッカーをしているのが、なでしこジャパンだ。
スポーツとして最も不確実性の高いサッカーは、それだけで勝負に勝てる
わけではないが、それでも、一番いいサッカーをするチームが優勝してほしい。
長く孫のように見守ってきたジジイの願いです。

加えて、選手に「結果がすべて」と言わせないで。
「12年ぶりの優勝」ばかり言わないで。
彼女たちがやっているサッカー、それに至るプロセスをメディア
(特にテレビ)は詳細かつ広い視野を持って論じてほしい。
サッカーは世界共通の文化なのだから。これは、いい記事。
https://news.yahoo.co.jp/articles/307955af2003fd845677a73c60d3dce87a9ea495

コロンビアの新星、18歳のリンダ・カイエドは本当にいい選手。
顔立ちもプレイも長谷川 唯に似ている。コロンビア、オーストラリア、
スペイン、そして日本がベスト4に進出すれば嬉しい。
パワーと高さだけのサッカーに勝って欲しい。



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《女子W杯R16:アメリカ vs スウェーデン》2023-8-06 Sun [サッカー]

[サッカー]なでしこの準々決勝の相手が、スウェーデンに決まった。

アメリカは圧倒的に攻めまくったが、無駄なパスが多く
決定力に欠け、加えてスウェーデンGKのスーパーセーブもあり、
120分ノーゴール。(GL3戦目のvsポルトガルもノーゴール)

興奮のドラマはPK戦を待っていた。
レジェンドのラピノーが外したことに、まず驚く。
5人目を終えて3:3、PK戦はサドンデスに突入。
6人目はどちらも決めたが、7人目のアメリカ選手のPKが
ゴールポストを叩くと会場は騒然となる。

そして、スウェーデンの7人目。
アメリカのGKが鋭い読みで止めるが、跳ね上がったボールは
ゴール内へ。GKが懸命に弾き返したと思ったのだが・・
「三笘の1ミリ」で有名になったゴールラインテクノロジーで
スウェーデンのゴールが認められた。
男子も含めたサッカーの歴史の中で初めてのことではないか!?

【ハイライト動画】
https://www.fifa.com/fifaplus/ja/watch/3d0ag7nYDdM5RJY6yezp1V

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さて、11日のスウェーデン戦。
高さが脅威だが、ノルウェー戦である程度の準備はできた。
中盤でのパスワークもアメリカに比べて雑なので、
ボールを奪ってゴールを狙うなでしこのサッカーが勝るだろう。
ラフプレイヤ故意の反則が目立ち始めた女子サッカーを
変えるためにも勝ち進んでいって欲しい。
スペインとの再戦(おそらく)、
そしてイングランドとの決勝(おそらく)を願う。

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《女子W杯R16:なでしこ vs ノルウェー》2023-8-05 Sat [サッカー]

[サッカー]3:1でベスト8進出!

【先発】
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【得点】
15分 相手のOG、50分 清水梨紗、81分 宮澤ひなた

【ハイライト動画】
https://www.fifa.com/fifaplus/ja/watch/1I7emBdnAv5EkBOT64uKyg

すげえよ、なでしこ!
今日は高い位置から奪いにいくサッカーを展開。
ボールを支配しながらノルウェーを圧倒した。
ノルウェーに高さで同点にされた時は嫌な予感がしたが、
その後も冷静な試合運びで差を広げていった。

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清水梨紗はプレイの判断が速く読みも鋭くなったなあ。
長谷川 唯はボールを奪うのも上手いし奪われなくなった。
そして宮澤ひなた。すっかり日本のお家芸になった
速いカウンターからのゴールも魅せて くれた。
忘れちゃいけない藤野あおば。3点目のアシストは見事!
そして、そして、 山下杏也加のスーパーセーブも!
今日も大満足です、ハイ。

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《女子W杯GL終了》2023-8-03 Thu [サッカー]

[サッカー]グループリーグの全試合が終了し、
決勝トーナメントの顔ぶれが決まった。
ブラジル・ドイツ・カナダなど強豪国が脱落し、
ジャマイカ・南アフリカ・モロッコが突破を果たした。
女子サッカーの勢力図が変わりつつある。

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なでしこのR16の相手はノルウェーに決まった。
その次の準々決勝はスウェーデンvsアメリカの勝者。
いずれもスペインとは違って緻密なパスワークではなく、
パワー・スピード・高さでゴリゴリくる「荒っぽい」サッカー。
これまでのなでしこが苦手としてきたタイプではあるが、十分に勝算はある。
アメリカも世代交代が遅れ、チームに連動や勢いがなく、絶対的な強さを失っている。
チャンスだ。

今のなでしこの強みは3世代のW杯で優勝・準優勝を経験している選手が
フィールドプレーヤー20名のうち13名もいるし、いわゆる海外組が9名もいること。
2016年の高倉監督時代から世代交代と融合がスタートし、
2021年からの池田監督時代の2年目になって、ようやく実を結び始めたのだ。
彼女たちは初めての大舞台でも普通の親善試合のように落ち着いているし、
でかい欧米の選手の当たりにも負けない。

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3戦全勝、しかも得点11・失点0でのGL1位突破は初めて。
GK2名と肩負傷の浜野まいかを除き全選手出場も初めて。
(交代が3名ではなく5名となったこともあるが)
メディアの皆さん、もう2011年の優勝時のチームと比べるのはやめましょう。
すでになでしこは、全く違うレベルの「新時代」に入ったのだから。
さあ、あと4試合、応援するぞ!
思いっきり楽しんでほしい。結果は後からついてくる。

それにしても、フル代表でW杯に出場できるのは、
ほんのひと握りの選手なんだねえと改めて思う。厳しい世界だわ。

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