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《言葉はからだの中にある》 2005-3-2 Sun 晴れ     [ようこそ先輩]

寒い日が続く。今年の冬はきつい。
腰はずっと痛いし、右足と左足の長さが違うような感じになり歩きづらい。病院に行かねばと思いながら、日が過ぎていく。日記の更新が月1ペースになってしまった。いかんなあ。人間ドックに入り、胆のうに砂がたまっていることがわかる。内臓脂肪も、かなり分厚い。運動不足だね。編集ばっかりしてるから。

先月の23~25日、大阪の藤井寺小学校で課外授業のロケをした。
先生は詩人の佐々木幹朗さん。多分知らない人の方が、圧倒的に多いだろう。いやあ難しかったね。1歳の時の写真を見ながら、それを撮られた時の気持ちを詩にする。これは成功。面白い言葉が、たくさん出てきた。


それからがダメ。男女に分かれて男が「女よ」、女が「男よ」で始まる2、3行の詩を書き、それを交互に並べ8世紀に行われた歌垣(男女による相聞歌)を再現しようとしたが、思春期の子供たちのテレが出て、心のシャッターを閉ざされてしまった。町の中の神社でやったのだが、途中で雨も降ってきた。佐々木さんも俺も、頭まっしろ。
最後の連詩。5人ずつの班に分かれ、2~3行の詩を一人一人順番に作り、物語を紡いでいく。これも四苦八苦。2巡するはずが、1巡で時間切れ。ただ救いだったのは、子供たちが本当に真剣に言葉と格闘してくれたこと。できない子を心配して仲間が集まるが、「自分の言葉で書け。教えたら、お前のためにならん」と言い、じっと待つ姿が撮れたこと。佐々木さんも、最後には涙ぐんでいた。その様子が、ありのままに伝わればいい。大阪弁でのやりとりも面白かった。28分30秒しかないから、厳しいが。それにしても、子供と接する時間は濃いなあ。ぐったり疲れた。


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