《懐かしい星たちと再会》2017-10-30 Mon

台風22号が少し掃除をしてくれた。人の手も入り始めた。
紅葉は血の色に近づいてきた。
そして強風は、空もきれいにしてくれたようだ。

今朝４時頃、目が覚め、タバコを吸いにベランダに出ると、
川口摩天楼の上に星が見えた。北斗七星とカシオペア。
そして、両者の真ん中に北極星。
子供の頃はよく見ていた。懐かしい旧友に出会った気持ち。
今夜、風がやんだら、撮影してみるか。





P.S. 曇っててダメだった。
やっぱり思いついた時に撮らなきゃダメだなあ。

《U19女子アジア決勝：なでしこ vs 北朝鮮」》2017-10-28 Sat

１：０で優勝！ リベンジを果たす。

やはり北朝鮮は今までの相手とは一味違う。攻守の切り替えも速いし球際も厳しい。
素早いサイドチェンジとかワンタッチプレイを多くしていかないと、なかなかチャンスを作れない。探り合いが続く。前半は０：０。北朝鮮のスンという小柄だがドリブルが速くてうまい選手が怖い。自分たちがボールを持ってる時間にミスで奪われ２、３回危ない場面を作られた。これだけだね、不安要素は。日本の方がいいサッカーしてるしチャンスも多い。これまでの試合で20得点あげていて、そのうち後半に17点取っている。期待しよう。

後半立ち上がり早々の4分、植木が左サイドから強烈なミドルシュートを先制点を決めた！
その後、北朝鮮がかさにかかって攻めてきて日本はバタバタ。危ない場面が続く。背番号７のスン・ヒャンシンという選手が小柄だがスピードがあってうまい。怖い。日本は少しボールを回して落ち着かせればいいのだが・・・15分あたりから、ようやく落ち着き追加点のチャンスが生まれ始める。18分、林のペナルティーエリアの外からのミドルシュートがクロスバーを叩く。惜しい！それにしても北朝鮮のボールを奪おうという執念がすごい。ラフプレイが増えてきた。気をつけろ。






34分、北朝鮮は３人目の交代。日本は交代なし。
マークがずれ始め、また日本がバタバタする。高いボールをゴール前に放り込まれ苦しむが、集中してよく守ってる。最後の最後のCKはゴール前で大混戦となり危なかったが、シュートミスに助けられた。そして、ついに１点を守り抜き、優勝を果たす！！　北朝鮮のディフェンスを崩しきれなかったのは課題。でも、よくやったあ！ おめでとう！こら、テレ朝。最後の表彰式までちゃんと中継しろよ。余韻に浸れねえじゃないか、ったく。

得点シーンの動画はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=h2QrVMYg6I8

【先発】
GK：鈴木あぐり、DF：北村菜々美・南 萌華 (Cap)・高橋はな・牛島理子
MF：宮澤ひなた・林穂之香・長野風花・宮川麻都、FW：宝田沙織・植木理子

【得点】
49分 植木理子

【交代】
88分 宝田 → 村岡真美

《川岸の砂漠を見つめて》2017-10-28 Sat

砂漠化した新河岸川たもとのテニスコート。半分は人の手によって、
少し綺麗になったようだ。後の半分は明日の台風が洗い流してくれるかも。
気がつくと、荒川土手の桜並木が色づいている。例年より早い。
初めの頃はいい色なのだが、もう少し経つと血を吸ったようなドス黒い赤になる。
桜の本性見たり！、てな感じ。





新河岸川は、オイラの住むマンションを過ぎると、隅田川と合流する。
かつては川越と江戸を結ぶ重要な舟運ルートだった。この川の四季を、
もう20年以上見続けている。

唐突だが・・・
国の歴史というものは、川のようなものかも知れない。

無数の無名の人々の、日々の生態が大きな塊となって、一つの方向に
ゆっくり流れていくイメージ。時には氾濫したり、時には逆流したする。
その大きな人間の塊を動かしているのは、決して思想や政治ではなく、
つまるところは、食うための経済活動だ。

子供の頃からオイラは川の中が息苦しくて（泳ぎが全然ダメ）、
岸辺に這い上がり、でも遠く離れる勇気も能力もなく、川岸から、
その流れをじっと眺めてきたような気がする。

川の流れ、水の流れというのは、いろんなことを考えさせる
不思議な力を持っている。列車に乗らずとも「車窓」を感じることができる。
なんてね。以上、暇なジジイの戯言でした。

さあ、今夜はU19女子アジア選手権の決勝戦。
ほとんどのメディアが注目していない、この試合を見るオイラの活動は、
女子サッカーの未来に貢献する・・ことはないと思う。

《U19女子アジア 準決勝：なでしこ vs 中国」》2017-10-25 Wed

５：０で文句なしの勝利！

勝てば来年４月にフランスで行われるU20W杯に出場が決まる大事な試合。
しかも中国のホーム、南京で。中国の選手がボールを持つだけで、ウオーという大声援が飛ぶ超アウエイ。でも、そんなの関係ねーって感じ。前半から圧倒的にボールを支配しあとはゴールを決めるだけなのだが、最後の精度を欠き、イライラ。０：０で折り返す。

しかし後半が始まった途端、続けざまに２ゴール！
バイタルエリアでのワンタッチプレイが段違いに増えた。１点目は右サイドからのパスをセンターで受けた宝田がすぐさま振り向きながら左へ流す。そこへ飛び込んだ宮澤がDFと競り合いながらもGKの動きを見ながらゴール右隅へ冷静にパス。見事に決まる。その僅か１分後、またも右サイドで宝田が植木との素早いワンツーでDFの裏へ切り込む。そして左サイドから走りこんだ宮澤に正確なパス。これを宮澤がダイレクトで決めた。試合が決まった。

16分には植木が左サイドを素晴らしいドリブルで切り裂き、速いボールをゴール前へ。
それを中国のDFがクリアミスしオウンゴール、３点目！さらに17分、４点目が決まる。左SBの北村がゴール前に攻め上がり、右サイドの空いたスペースに走りこんだ宮川にパス。これを宮川が強烈なシュートを放ち、バーに跳ね返ったところを詰めた植木が、GKと競り合いながらヘッドで決めた。最後は39分、左サイドの宮澤からのパスをゴール前で受けた目原が、DFを巧みなターンでかわしゴール右隅へパス。見事だった。

ほい、これで試合終了。
後半は見違えるような試合展開。決勝はオーストラリアを３：０で破った北朝鮮。
この世代がU16アジア選手権でもU17W杯でも決勝で負けた相手。リベンジだね。頼むぞ！

試合動画はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=-x7YIQAqbUs

【先発】
GK：スタンボー華、DF：北村菜々美・小野奈菜・南 萌華・牛島理子
MF：宮澤ひなた・林穂之香・長野風花・宮川麻都、FW：植木理子・宝田沙織

【得点】
47分 宮澤ひなた、48分 宮澤ひなた、61分 オウンゴール、
62分 植木理子、84分 目原莉奈

【交代】
65分 宝田 → 村岡真実、67分 植木 → 目原莉奈、82分 スタンボー → 福田まい

《台風一過、その後》2017-10-24 Tue

２日経って、だいぶ水は引いた。
しばらくテニスは無理そう（オイラには関係ない）。
植物は喜んでいた。
以上、赤羽より、暇なジジイがお伝えしました。

《台風一過》2017-10-23 Mon

台風一過の朝9時、新川沿いの遊歩道とテニスコートが水没。
いつか決壊することがあるんだろうか・・
マンションの前の歩道で、あまりの風の強さに、じーさんが座り込んでいた。
「転ぶと大変だからねえー」と笑う。いつもと違う秋ではある。




７時間経っても水引かず。どんだけの水量が流れてるんだよ。
もったいないねえ。このエネルギー、何とか利用できないものか・・

《なでしこの日、台風の日》2017-10-22 Sun

今日は、なでしこのフル代表とU19代表の試合が、ほぼ同じ時間にキックオフ。
見るのが大変だった。結局、両方録画して後で見直す羽目に。
どちらも前半はリズムが悪く０：０。で、後半に２得点で勝利。やっぱり姉妹なのかね。

《U19女子アジア選手権：なでしこ vs 韓国、２：０》

主力を外しサブメンバー中心だったせいか、連携が悪く前半は攻撃のリズムがつかめずに終わる。しかし後半早々、FW村岡が体を反転させながらペナルティーエリアの外から見事なミドルシュートを決め、ようやくチームが落ち着いてきた。2点目は交代で入ったMF菅野がFKをかなりの距離から直接決めた。狙ったのかどうかはわからないが・・。とにかく３戦全勝で準決勝へ進む。誰が出ても危なげなく、中国に負けることはないだろう。やっぱり的は北朝鮮のみ。彼女たちはU16のアジア選手権とU17W杯の決勝で北朝鮮と戦い、アジア選手権は０：１、W杯は０：０の末PK戦（４-５）で、いずれも惜敗。悔しい思いをした。今回は、ぜひ勝ってほしい！

試合動画はこちら。
http://soccer-douga.com/douga/34379/

【先発】
GK：スタンボー華、DF：長嶋玲奈・南萌華・高橋はな・高平美憂
MF：佐藤瑞夏・長野風花・福田ゆい・遠藤純、FW：村岡真実・目原莉奈

【得点】
49分 村岡真実、81分 菅野奏音

【交代】
HT 長野 → 宮川麻都、60分 長嶋 → 菅野奏音、76分 目原 → 児野楓香



《親善試合：なでしこ vs スイス、２：０》

超大型の台風21号が関東地方に近づき、細かい雨が降りしきる中のキックオフ。でもビッチの状態は良好。長野はいいスタジアムだ。U19と示し合わせたように、こちらも前半は０：０。連携が悪くミスが多い。後半から交代で中嶋が入り、攻撃にリズムが出てきた。先発で出場した籾木、長谷川、横山ら若手攻撃陣が、あまりパッとしなかったのが残念。 田中美南が最後の最後に思いっきりのいいシュートを決めてくれたのが、せめてもの救い。岩渕真奈の復帰も嬉しい。なかなか切れ味のいいプレイを見せてくれた。しかしチームとしては、まだまだ発展途上。澤や宮間のようなゲームが作れる選手、キャプテンシーを持ってチームを引っ張れる選手がいない。じっと我慢だな。11月にヨルダンとアウェイでやるそうだ。12月には東アジア選手権。期待しよう。

試合動画はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=0HGykKNDjrU

【先発】
GK：池田咲紀子、DF：鮫島 彩・熊谷紗希 (Cap.)・宇津木瑠美・万屋美穂
MF：阪口夢穂・中里 優・長谷川 唯・櫨まどか、FW：横山久美・籾木結花

【得点】
9分 中島依美、90+3分 田中美南

【交代】
ＨＴ 籾木 → 中島依美、59分 横山 → 田中美南、62分 宇津木 → 三宅史織
76分 長谷川 → 岩渕真奈、86分 櫨 → 上野真実

《台風選挙》2017-10-22 Sun

見捨てられた北区赤羽（12区）。
誰に入れろっちゅうねん！

《U19女子アジア：なでしこ vs オーストラリア》2017-10-19 Thu

５：１で、快勝！

日本は第１戦の先発から６人代えて臨んだ。キックオフからガンガン前へ出てくるオーストラリアになかなかリズムがつかめない日本。前半12分、不用意なバックパスを奪われて失点。痛いミス。日本の方がテクニックもキープ力も上で、その後はボールを支配するのだが、ラストパスが精度を欠き得点できずに前半が終了。

後半は日本のパスワークの良さが戻って攻め続ける。6分、ゴール前で植木がうまく相手DFの裏へ抜けGKと１：１。ブロックされたが、こぼれたボールを宮川がダイレクトで決めた。こうなると完全に日本のペース。13分には植木がペナルティーエリアに持ち込んでバックパス。これを林がダイレクトシュート。見事に右隅に決まって逆転。20分、長野が左サイドの裏へ抜けた植木に見事なロングパス。植木がうまいフェイントでDFを走りこんできた宮澤にパス。これを宮澤が落ち着いて右隅に決めた。日本の連動とテクニックが際立った今日一番のゴールだった。26分、植木が今度は右サイドから巧みなターンとドリブルで切れ込みシュート。こぼれ玉を宝田がヘッドで押し込んだ。そして最後はロスタイム2分、DFに囲まれながら放った宮澤のミドルシュートがゴールバーを叩き、跳ね返ったボールを宝田が決めた。いやあ気持ちいい。

U17のW杯で準優勝したメンバーが中心のチーム。MVPだった長野風花は相変わらずいい選手。そして植木理子も本当にいい選手になった。オーストラリアのDFを一人で翻弄していた。宮澤ひなたも健在。初戦ハットトリックを決めた宝田は今日も２得点。とにかく、このチームは皆うまい。大柄な選手の当たりにも負けていない。２年前にこの大会で優勝したチームより強いかもしれないなあ。ベスト４は多分、中国・北朝鮮・オーストラリア・日本。ライバルは北朝鮮だ。早くも決勝が待ち遠しい。

試合動画はこちら。
http://soccer-douga.com/douga/34301/

【先発】
GK：鈴木あぐり、DF：北村菜々美・小野奈菜・長嶋玲奈・牛島理子・宮川麻都
MF：宮澤ひなた・林穂之香・長野風花、FW：植木理子、児野楓香

【得点】
51分 宮川麻都、58分 林穂之香、65分 宮澤ひなた、71分 宝田沙織、

【交代】
53分 児野 → 宝田沙織、73分 長野 → 福田ゆい、78分 植木 → 村岡真実

《U17W杯：日本 vs イングランド》2017-10-17 Tue

90分の死闘の末、０：０。

延長なしのPK戦。日本は３人目が失敗。先行のイングランドは５人全員が決め、敗れた。
あ〜、終わっちゃった。もっと見たかった（泣）

ヒリヒリするような名勝負。今日の日本は素晴らしい集中でイングランドの猛攻に耐えた。
後半20分ぐらいからイングランドの足が止まり、日本がボールを支配するようになった。
続けざまにチャンスを作り、CKも続いたが、決められなかった。
でもね、いい試合だった。相手は欧州チャンピオンだ。泣くな。胸を張っていい。

試合後のインタビューを受ける久保の憮然とした表情が、ものすごく大人に見えた。
久保は泣かなかった。悔しさを噛み殺し、未来を見つめているようだった。

【先発】
GK：谷 晃生、DF：小林友希・菅原由勢
MF：平川 怜・喜田 陽・福岡慎平(Cap.)・上月壮一郎
FW：久保建英・宮代大聖・中村敬斗

【交代】
54分 中村 → 椿 直起