SSブログ

《川岸の砂漠を見つめて》2017-10-28 Sat [雑感]

砂漠化した新河岸川たもとのテニスコート。半分は人の手によって、
少し綺麗になったようだ。後の半分は明日の台風が洗い流してくれるかも。
気がつくと、荒川土手の桜並木が色づいている。例年より早い。
初めの頃はいい色なのだが、もう少し経つと血を吸ったようなドス黒い赤になる。
桜の本性見たり!、てな感じ。

IMG_0417.jpg
IMG_0414.jpg
IMG_0422.jpg

新河岸川は、オイラの住むマンションを過ぎると、隅田川と合流する。
かつては川越と江戸を結ぶ重要な舟運ルートだった。この川の四季を、
もう20年以上見続けている。

唐突だが・・・
国の歴史というものは、川のようなものかも知れない。

無数の無名の人々の、日々の生態が大きな塊となって、一つの方向に
ゆっくり流れていくイメージ。時には氾濫したり、時には逆流したする。
その大きな人間の塊を動かしているのは、決して思想や政治ではなく、
つまるところは、食うための経済活動だ。

子供の頃からオイラは川の中が息苦しくて(泳ぎが全然ダメ)、
岸辺に這い上がり、でも遠く離れる勇気も能力もなく、川岸から、
その流れをじっと眺めてきたような気がする。

川の流れ、水の流れというのは、いろんなことを考えさせる
不思議な力を持っている。列車に乗らずとも「車窓」を感じることができる。
なんてね。以上、暇なジジイの戯言でした。

さあ、今夜はU19女子アジア選手権の決勝戦。
ほとんどのメディアが注目していない、この試合を見るオイラの活動は、
女子サッカーの未来に貢献する・・ことはないと思う。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。