《女子アジア杯準決勝：なでしこ vs 中国》2018-4-17 Tue

３：１で快勝！ 決勝進出を決める！

先発をオーストラリア戦から５人変えたが、サッカーは変わらず、むしろ一番動きがいい試合。攻守の切り替えも速い。怖がらず高い位置でボールを奪えている。いいねえ！中国は全然攻撃が出来ない。大きくボールを前に蹴るだけ。オーストラリア・韓国より弱い。坂口が出ていないので心配したが、宇津木がボールを大きく左右に散らし、受ける岩渕もボールを失わずいいタメが出来ている。そして39分、岩渕がスルーパスを見事なトラップでふり向き、１人をドリブルでかわして左足を一閃。GKの手を弾いてゴ〜〜ル!! もう正真正銘のエースだね。

後半のなでしこは、ふわっと入ってしまった。逆に中国は高い位置からプレスをかけるようになり、パスミスを狙われピンチを招いたが、なんとかしのいだ。その後もなでしこは疲れてきたのか距離感が悪くなり、ボールがつなげなくなって中国に攻められる時間が続く。それを救ったのが交代で入った横山久美。
後半の39分に豪快なミドルシュートを決めてくれ、その３分後にはPKも奪い、自分で蹴って２点目を決めた。終了間際には、その横山がPKを献上してしまったが、試合終了。

やったなあ。３：１で快勝。いい試合だった。珍しく個の力で中国をねじ伏せた。若手の成長とベテランとの融合が、ようやく実を結びつつある。見た甲斐があった。MVPは岩渕。一番走っていたと思う。どこにでも顔を出し攻守に奮闘した。疲れているだろうが、決勝戦も出て欲しい。あと2011W杯では20歳で最年少だった熊谷が、すっかり頼もしくなったのも嬉しい。

オーストラリアは、なんとタイに２：２。PK戦でやっと勝利をつかんだ。後半アディショナルタイムまで１：２でリードされていたそうな。タイが意外に強かったのか、オーストラリアがダメだったのか、よくわからんけど、坂口、鮫島を休ませることが出来たし、今のなでしこなら勝てる。頼むぞ！

【先発】
GK：池田咲紀子、DF：清水梨紗・熊谷紗希 (Cap.)・三宅史織・有吉佐織
MF：隅田 凛・宇津木瑠美・長谷川唯・中島依美・増矢理花、FW：岩渕真奈

【得点】
39分：岩渕真奈、84分：横山久美、87分：横山久美

【交代】
67分：中島 → 川澄奈穂美、72分：長谷川 → 横山久美、88分：増矢 → 田中美南