《ロシアW杯：日本 vs ベルギー》2018-7-02 Mon

２：３、ベスト８ならず。悔しい！

【先発】
GK： 川島永嗣、DF：長友佑都・昌子 源・吉田麻也・酒井宏樹
MF：柴崎 岳・長谷部誠（Cap）・乾 貴士・香川真司・原口元気
FW：大迫勇也

【得点】
48分：原口、52分：乾

【交代】
81分：柴崎 → 山口 蛍、原口 → 本田圭佑

W杯18日め、ついにこの日がやってきた。日本の決勝トーナメントR16、３回めの
挑戦だった。けど、負けた。４年前の惨敗より、もっと悔しい・・でも違う悔しさ
・・少し嬉しい悔しさ・・爽やかな悔しさ・・

日本はいい試合の入り方ができアザールとルカクに仕事をさせない。押し込まれる
時間も落ち着いて対応し、時折放つ効果的なカウンターは、ひょっとしたら勝てる
かもと予感させた。

後半3分、柴崎の見事なスルーパスに抜け出した原口が、フェイントを入れながら
ゴール左隅に決めた。そして7分、相手のクリアを拾った香川がDFを巧みにかわし
乾へ。これを受けた乾が低い無回転シュートをゴール右隅に決めた。勝った！と
思ったなあ。でも得点が早すぎたのかも。

20分、ベルギーは194cmのフェライニら２人を入れ猛反撃に出る。
24分、日本のクリアしたボールをDFベルトンゲンがヘディングで折り返す。
シュートかセンタリングか微妙だったが、これが川島の手をかすめゴールに入って
しまう。この得点で試合の流れがグッとベルギーに傾いてしまった。

29分にはアザールのクロスをフェライニが高い打点のヘッドでゴール。同点。
そして試合終了間際、本田のCKをキャッチしたGKから一気にカウンターを食らい
逆転ゴールを決められた。長年の課題である試合運びの拙さが出てしまった。

試合後２時間経って、まだ興奮が冷めない。
この試合、汚いプレイもVAR判定もなかった。ポーランド戦を批判した全ての人を
手のひら返しさせる試合だった。嬉しい！香川が一皮むけたのも嬉しい。
目立たないが、今日の活躍は素晴らしかった。地面を叩いて悔しがる昌子に泣いた。

90分、こんなにテレビ画面を凝視したことはない。
実はコロンビア戦、タバコを吸うためベランダに出て、乾の同点ゴールを見逃した。
あほや。他の２戦も緊張に耐えられずタバコを吸いに出た。一番望んでいた記憶に
残る試合を、日本は４試合もやってくれた。ギリギリの勝負の分かれ目とは何かを
見せてくれた。日本だけじゃない。他の中堅国も。何というW杯だろう。これまで
の一番じゃないか？ 日韓大会のような、審判の買収が疑われる判定が一度もない
ことが試合を面白くさせている。VARも影の功労者。

まだ、まとめに入るのは早すぎるな。
全然違うサッカーをやるブラジルvsベルギー、そしてフランスの戦いぶりが楽しみ。
右の山はコロンビアが勝てば一度も優勝したことがない国が決勝に進むことになる。
イングランドが残ったとしても、ボビー・ムーアやゴードン・バンクスが活躍した
1966年以来、52年ぶりとなる。これも楽しみ。まだまだ寝られんわ。

ブラジル vs メキシコ、２：０！
メキシコにボールを持たせてプレッシャーをかけ、奪ったら速攻というサッカーを
ブラジルがやった。それも見事に。メキシコは、為す術もなかった。１ゴール＆
１アシストを決めたネイマールだが、また大げさに倒れる演技を見せ顰蹙を買う。
好きになれんわ。