《ロシアW杯：日本 vs ポーランド》2018-6-28 Thu

15日めH組：日本 vs ポーランド、０：１。

【先発】
GK： 川島永嗣、DF：長友佑都・槙野智章・吉田麻也・酒井宏樹
MF：柴崎 岳・山口蛍・宇佐美貴史・酒井高徳
FW：岡崎慎司・武藤 嘉紀

【交代】
47分：岡崎 → 大迫勇也、65分：宇佐美 → 乾 貴士、
82分：武藤 → 長谷部誠

西野監督、思い切ったなあ。先発を６人も代えた。度胸あるねえ。
まずは守備から入るということか、選手のコンディションを考えたのか、おいらには
わからないけど試合の入りは悪くなかった。ポーランドもあまり前に出てこなかった
から何度かチャンスを作った。ただ、いかんせん急ごしらえ。第１戦、第２戦に比べ
るとパスワークが遅いし攻撃の迫力に欠けた。

後半14分、FKからポーランドに先制を許してしまう。マークがずれた。
セネガルvsコロンビアは０：０だから、このままいくと日本は得失点差で脱落。が、
29分にコロンビアがゴール！日本とセネガルは勝ち点、得失点差で並び反則ポイント
の差で日本は１６強入りできる。気温35度、いい攻撃が出来ず、しばしばカウンター
で追加点を奪われそうになる。ここで日本は負けて勝つことを選んだ。すごいなあ。

最後の10分ぐらい、攻めずに後ろでボールを回し続けた。１勝できればいいという
ポーランドは奪いに来ない。スタンドはブーイングの嵐。ひょっとしたらセネガルが
同点に追いつき、日本は世界に恥を晒しながらグループリーグ敗退という最悪の結果
も考えられる。その中での選択。これは、すごいと思う。メンツより実を取った。
結果はご存知の通り。

歓喜でも失望でもなかった。複雑な試合だった。喜べない半端な気持ちは当然ある。
コロンビアありがとう！というしかない。本当に予想もしない展開だった。ただ、
３試合トータルで考えるのが短期決戦。批判はあるだろうが、決勝トーナメントで
いい試合すればいいだけのこと。選手も監督もグループリーグ突破を最優先すると、
よく決断したと褒めるべき。

川島が本来のプレイを取り戻したこと、主力を休ませることができたことが
今日の収穫。次はベストメンバー、ベストコンディションで力の限り戦ってほしい。
初めて言いたい。目指せ、ベスト８！

それにしても急ごしらえのチームで、よくここまで来たねえ。ありがたい。
おいらの予想は３連敗だった。まだ楽しめる。日本の相手は優勝候補ベルギー。
最高の舞台が待っている。

G組：イングランド vs ベルギー、０：１
G組：パナマ → チュニジア、１：２