《ロシアW杯12日め》2018-6-25 Mon

グループリーグの3試合めが始まった。同時間に２試合あるので大変だ。
２台テレビを並べたとしても両方観るのは無理。２人に分身しないと無理。
というわけで、生で観たのはロシアvsウルグァイのみ。あとは録画中継を
１５時から３試合続けて観戦。このペースを、あと３日続けるのはきついわ。

A組：ウルグァイ vs ロシア、３：０。
ウルグァイが１位通過。ロシアも２位で通過だが、地力の差が出たなあ。
スアレスとカバーニにやられた。この先は難しそう。

A組：サウジアラビア vs エジプト、２：１。
両チームとも脱落が決まっていた試合は、サウジの頑張りで意外に面白かった。
１：１から後半のロスタイムに見事なショートパスをつないで劇的な逆転ゴール！
初戦のつまづきが痛かったなあ。もっとできたのに。

B組：スペインvsモロッコ、２：２。
イニエスタとラモスがお見合いしてボールを奪われ、失点。その後はイニエスタと
イスコの見事な連携で追いつく。しかし後半、モロッコはCKから素晴らしく高い
ヘッドで、また１点リード。脱落が決まっているモロッコの、どうしても勝ちたい
という気迫がすごい。ようやくスペインは終了間際、右からのセンタリングを
ラモスがヒールで決め、やっとドロー。最初はオフサイドの判定だったが、VARで
ゴールを認められて、薄氷のGL突破だった。スペインは今ひとつスピードがないし、
守備が脆い。優勝は無理かな。

B組：イランvsポルトガル、１：１。
ポルトガルのクアレスマ、すごいミドルシュートを決めた。右サイドから右足の
アウトでカーブをかけて！ただポルトガルの見せ場はそれだけ。後半はイランが
猛攻。ロスタイムにPKを決めドローにした。その直後のチャンスを決めてればねえ。
勝てた。

でもね、試合を左右したのはVAR。３回も試合が止まった。
後半5分、ロナウドがペナルティエリアで倒されるが、主審はノーファウル。
しかし、VARでPKとなった。なんとロナウド、外した（笑）メッシと友達だ。
36分、ロナウドの肘打ちが１発レッドではないかとVAR判定。結果はイエロー。
退場になっていたら、試合の展開は大きく変わっていただろう。
そして、ロスタイムのイランのPK。決まるまでのVAR判定に３分ぐらいかかって
しまい、ロスタイムをロスした。

何だかなあ。VARは諸刃の剣。かえって主審への不信感をつのらせ、試合が荒れる。
もう一つ変だったのが、終了まぎわのスペインのオフサイド判定。主審はVARと
連絡を取っただけで、ビデオを見ずにゴールにした。よくわからない。
判定の一貫性をどう保持するのか難しい。ますます複雑になってしまうかも。

とにかくVARの導入で今大会はPKが多い。わざとPKを奪おうとする不正行為を
助長している気もする。その点、日本vsセネガルはクリーンな試合だった。
誇らしい。こういうチームが結果を残す大会であってほしい！