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《同窓会@赤羽》2016-12-23 Fri [雑感]

初めて赤羽で同窓会をやった。
故郷の宇都宮でやるフォーマルな同窓会とは全く違うものになった。

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「記憶」というのは不思議なものだ。
50年前、同じ中学に集い、3年間、同じ時間、同じ空間に存在した。
それほど親しく話をしたわけではない。
なのに、膝を突き合わせ、酒を飲み、話に花が咲く。
50年前の「共通の記憶」が、そうさせているのだ。

残る「記憶」と、消える「記憶」の違いは、何に起因するのか?
そもそも「記憶」とは、どういうメカニズムで、どこに蓄積されるのか?
脳にだけ?
パソコンの原理もよくわからない私に分かるはずもない。

これだけは言える。
「記憶」は一人で持っていても仕方がない。
誰かと共有することで、初めて生き生きと輝きを放つ。
誰かの「記憶」の中に自分がいることは、大きな喜びだ。
それが自分が思い込んでいた「記憶」とは違っていても。

父のように認知症になったら、
いつの時代の、どんな自分になるんだろう?
最後まで残る「記憶」は何だろう。

死後の世界とは、人間が「記憶」という量子となって、この世、
あるいは次元の違う世界を、フワフワと漂うことなのかも知れない。
「魂」というのは、「記憶の集合体」なのかも知れない。

いや、あの、変なこと書いてるけど、いたって正常ですよ。
危ないものをやってるわけではないので、ハイ。
赤羽でやった同窓会の」記憶』の仕業です。


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