《ロシアW杯８日め》2018-6-21 Thu

８日め、早くも64試合のうち23試合、３分の１以上が終わってしまった。
もうちょっとゆっくりやってよ。お願い！

C組：デンマーク vs オーストラリア、１：１。
前半７分、デンマークはペナルティーエリア内での素晴らしいダイレクトプレイで
１点を先取したが、38分、オーストラリアがVARでPKを獲得。同点にした。
オーストラリアはフランス戦ではVARで失点したが、今度は幸運を手にした。
少し勘違いしていたが、VARはあくまでもアシスタントで、微妙な判定を無線で
知らせるだけ。その映像を見る見ないは主審の判断に任されているそうだ。
ある程度の強制力を持っていると思ったが、それは間違いだった。
ともあれ今日のオーストラリアはデンマークと互角に張り合って、いい試合をした。
やればできるじゃん。交代で入った19歳のアルザ二は、将来日本の脅威になりそう。

C組：フランス vs ペルー、１：０。
フランスのジルー、グリーズマン、19歳エムバペの高速３トップが今日は躍動した。
ペルーもいい攻撃をする好チームだが、最後の精度にフランスとの大きな差が出た。
ペルーは２敗で脱落。フランスは決勝トーナメント出場を決めた。

余談だが、ペルーは36年ぶりのW杯出場だったそうだ。
これを９大会ぶりの出場と言うメディアもある。そうなるとオイラは混乱してしまう。
一瞬、９大会出られなかったのかと思ってしまうのだ。オイラだけ？
ペルーのユニホームは昔から世界でも珍しいたすき掛けデザイン。その起源は？

D組：アルゼンチンvsクロアチア、０：３。
アルゼンチンの苦戦は予想してたけど、まさか、こんな大差がつくとはねえ。
しかも信じられないGKの凡ミス。この日のアルゼンチンは出だしから走っていた。
あのメッシでさえ。それなのに、あのミスでチームが崩壊してしまった。
怖いねえ、サッカーは。逆に輝きを放ったのは、クロアチアのモドリッチ。
意外性のある素晴らしいパスを出すだけでなく、すっごいミドルシュートを決めた。
香川、負けるな。久保健英、日本のモドリッチになってくれえ〜〜と、切に願う。
これでクロアチアは１位抜け決定。アルゼンチンは・・・多分、脱落
オイラ的には、メッシもクリロナもいないW杯の方が楽しめそう！

ところで、連日の深夜テレビ観戦で疲れた目の保養になったシーン。
ありがとう、子供たち。

《ロシアW杯７日め》2018-6-20 Wed

７日目で、W杯が落ち着いてきちゃった。ちょっとつまんない。
第２戦はどのチームも慎重になり、GL突破のための戦術的な戦いをするから、
驚きや意外性は影を潜める。仕方ない。

A組：ウルグァイvsサウジアラビア、１：０。
サウジは第１戦とは違って本来の姿を取り戻し、よくボールを回してウルグァイの
ゴールに迫ったが、CKからスアレスに決められた１点が痛かった。スアレスは、
どフリーだった。A組は、早くもエジプトとサウジのGL敗退が決定。

B組：ポルトガルvsモロッコ、１：０。
A組同様、クリロナの１発にやられた。モロッコの方がいいサッカーをして試合を
支配していたのに、ラストパス&シュートが雑だった。ポルトガルはクリロナ頼り
のB級チーム。メッシ頼りのアルゼンチンと一緒だ。

B組：スペインvsイラン、１：０。
こちらもジエゴ コスタの１発が試合を決めた。前半のイランはドン引きし
Bed soccerを展開。げんなりしたが、後半９分に失点してからは別チームに変身。
激しくゴールに迫る。やればできるじゃん！17分、同点ゴールを決めたと思ったが、
VARでオフサイド。惜しかった。B組はモロッコが脱落し三つ巴。イランが残って
ポルトガルは落ちる可能性大。

こうしてみると確実にゴールを決められるFWがいるかいないかが、
勝負の大きな分かれ目になる。日本にそういう選手が生まれるのはいつだろう？
朝から晩まで日本勝利に浮かれる番組を見ていると、遠い先のことだろうなと思う。
ため息。
セルジオ越後的な番組があってもいいのに、どの局も判で押したように一緒。
ため息。
サッカーの生中継をバラエティー化するのはやめてくんねえかなあ、NHKも民放も。
ため息。

監督と選手は冷静に先を見据えている。それが救いです。

《ロシアW杯６日め追記》2018-6-19 Tue

H組：セネガルがポーランドを２：１で破る。
セネガルは、でかい、強い、速い。守備も堅い。レバンドフスキを封じ込めた。
こりゃ手強い。H組は大混戦だわ。っていうか、日本、突破難しいなあ。
ポーランドも強いわ。

A組：ロシアvsエジプト、３：１。これもすごい試合だった。
まるでバスケのように攻防がめまぐるしく、ひと時も目が離せない。90分、
ひたすらゴールを目指して走り続けている。これがサッカーの醍醐味なんだ
と思わせてくれた。３：１で、ロシアが勝ったけど、点差ほどの差はない。
最後のシュートの正確さが勝敗を分けた。エジプトとサラーのプレイは強い
印象を残した。残念。

今回のW杯はどうしたんだろう。面白すぎる！
特にスターのいない中堅国の試合が最高だ。まるでアマチュアのような
真剣勝負（変な言い方だけど）。時間稼ぎなんて、まったく考えていない。
メキシコvsロシアの決勝になったらいいな！

本命はいない。日本もなんとか食い込んで！って、ひと月前とはえらい違い。
西野監督、よくチームを一つにしたねえ。感謝です。次のセネガル戦が勝負。
本当の真価が問われる。またドキドキ。体が保たないかも・・

P.S. 余計な話だが、翌日、大阪というべきところを、大迫って
言いそうになるアナウンサーがいた。半端ないって？ いや、半端だった。

《ロシアW杯：日本 vs コロンビア》2018-6-19 Tue

２：１で、勝っちゃった！

初戦なので経験値を大事にした先発メンバー。
納得はいくが、GK川島はねえ・・。本田はジョーカーか？
コロンビアはハメスがスタメンじゃない。やはりケガ？
スタンドはコロンビアサポーターが大挙来襲。ほとんどアウェイ。

試合は思いがけない展開。
開始3分、昌子のクリアを香川がダイレクトのアウトサイドキックで
コロンビアDF陣の裏へ。走り込んでいた大迫がうまい体の入れ方で奪い
シュート。GKに止められるが、こぼれ球を香川がシュート。これを
コロンビアが手で止めたということでレッドカード！ W杯史上２番目に
速いレッドカードらしい。PKを香川が冷静に決めた。おいらはオシムの
ように見るのが怖くて、ベランダでタバコを吸ってた。情けない・・

その後、日本は慎重になりすぎて、10人のコロンビアより弱気な
プレイに終始。案の定、ゴール前で不可解なファウルを取られてFKを
献上。壁が飛び上がった足元を狙われ、同点にされてしまった。
セットプレイで失点する悪い癖が改善されていない。

後半は落ち着いてボールを回し、スペースをついてチャンスを作れる
ようになったが、大迫も乾も決められない。
14分にハメスが入ってきたが、体調が悪いのか動きが重そう。
香川に代わって入った本田が、その直後に左からのCKを蹴ると、
大迫が頭で値千金のゴール！！これが決勝点になった。

ラッキーな点もあるが４年前の借りを返し、W杯で初めて南米勢に
勝つという歴史を刻んだ。本当に今回は何が起こるかわからないW杯。
日本はどん底から這い上がってきた。魂も見せた。これからだね。
今、ポーランドvsセネガルを観てるけど、体はでかいし、
スピードもあるし、守備も堅い。手強そうだ。大変だ。

【先発】
GK： 川島永嗣、DF：長友佑都・昌子 源・吉田麻也・酒井宏樹
MF：柴崎 岳・長谷部誠（Cap）・乾 貴士・香川真司・原口元気
FW：大迫勇也

【得点】
6分：香川、73分：大迫

【交代】
70分：香川 → 本田圭佑、80分：柴崎 → 山口 蛍
85分：大迫 → 岡崎慎司

H組：セネガルがポーランドを２：１で破る。
でかい、強い、速い。守備も堅い。レバンドフスキを封じ込めた。
こりゃ手強い。H組は大混戦だわ。
っていうか、日本、突破難しいなあ。ポーランドも強いわ。

《ロシアW杯６日め》2018-6-19 Tue

日本の初戦のキックオフまで、あと３時間。
落ち着かない。過去のW杯を思い出している。
2002年に始めたブログの初戦の記事を久々に見ると・・
http://fukug.blog.so-net.ne.jp/2002-06-04

「うちの子は大丈夫かしら。
　トルシエ先生でよかったのかしら。
　ヒディンクやミルチノビッチ先生のクラスの方が
　何だか勢いがあるし……
　おねがーい、韓国、中国の子にだけは負けないで。
　サウジの子のようにだけはならないで！」

サウジは初戦でドイツに０：８で負けたのだ。
今回もロシアに０：５。
サウジのようにはならないで！ というのは弱気すぎるかな。

1998年の初戦は、vsアルゼンチン、０：１。
2002年は、vsベルギー、２：２。
2006年は、vsオーストラリア、１：３の逆転負け。
　http://fukug.blog.so-net.ne.jp/2006-06-13
2010年は、vsカメルーン、１：０。
　http://fukug.blog.so-net.ne.jp/2010-06-14-1
2014年は、vsコートジボワール、１：２の逆転負け。
　この時は悔しすぎて、何もブログに書いていない。

どのパターンか、というには経験が浅すぎる。
どんな結果が待ってようと、それが今の日本の実力、
受け止めよう、と思いながら、やっぱり落ち着かない。
他の国の試合を見ている方が気楽でいいなあ。

《ロシアW杯５日め》2018-6-18 Mon

F組：スウェーデンvs韓国、１；０。
フランスvsオーストラリアより、さらにつまらない退屈な試合だった。
何十年も前のサッカーを見ているような・・ロングボールを蹴って
様子を見ながら攻めるだけ。あとは肉弾戦。ファウル多すぎ。審判も??
PKで決まるんだろうなあと思っていたら案の定。しかもVARの判定で、
というおまけ付き。１点取った後の、スウェーデンの露骨なBed soccer。
見ているこちらも恥ずかしくなる行為。どっちもW杯から退場にしたくなった。

いよいよ明日は、日本vsコロンビア。こんな試合だけはしてほしくない。
それだけ。メキシコに負けない驚きを見せてほしい！
実は17時から再放送を含めて３試合続けて見て、いい加減、疲れた。
今日は、これで寝るかな。イタリア、オランダが出てないと寂しいねえ。

G組：ベルギーvsパナマ、３：０
　初出場のパナマ、前半は鋭いプレッシャーでベルギーを苦しめたが、
　後半は力尽く。

G組：チュニジアvsイングランド、１：２
　寝ぼけ眼で見ていたので、よくわからない。
　息詰まる攻防をしていたような・・

《ロシアW杯４日め》2018-6-17 Sun

４日めにドラマが・・
　F組：メキシコが１：０でドイツに初めて勝った！

日本がお手本にすべきサッカーを見せてくれた。
180cm以上の巨漢を背負っても当たり負けしないで
ボールをキープできるテクニック。
ショートパスを多用するだけでなく、
正確なロングパスを効果的に織り交ぜる展開力。
奪ってからの素早いカウンター。
１点取った後のドイツをイライラさせる試合巧者ぶり。
いやあ、すごい、見事！　アギーレ監督が恋しいぜ！
風邪がすっかり治ってしまった。今日はこれで満足。
ブラジル戦は録画でいいや。

E組：コスタリカvsセルビア、０：１。
　セルビアのFK１発。コスタリカは決定力なし。
E組：ブラジルvsスイス、１：１。
　本命なしのW杯になりそう。

《ロシアW杯３日め》2018-6-16 Sat

３日目、すでに風邪気味で、調子が悪い。今日は２試合観たら寝よう。

C組：フランス vs オーストラリア、２：１。
今までで一番つまらない試合だった。オーストラリアは殆ど引いて守るだけ。
フランはスペースを消され、スピーディーなサイド攻撃ができず苦しむ。
互いにPKを得て前半は１：１。後半36分、フランスはようやくらしさを見せ、
短いダイレクトパスで中央を突破し、ループシュートを決めて勝利した。
活躍が目立ったのはビデオ判定だけ。
フランスの得たPKと２点目は微妙だったが、ビデオ判定によって証明された。
導入されたばかりの頃は、試合中断が長かったが、かなりスピードアップされた。
いいね！微妙なゴール判定が後の語り草になるようなことは、もうないんだね。
少し寂しい。

D組：アルゼンチン vs アイスランド、１：１。
アグエロが見事なシュートを決めて先制したが、
初出場のアイスランドは守るだけではなく、すぐさま同点ゴールを奪った。
全員守備で全員攻撃。ボールを奪うと何人もがすごい勢いでゴール前に
迫っていく。シンプル。それがオーストラリアと違うところ。魂を感じる。
後半まで持つかどうかなんて気にしていないところが清々しい。
ひょっとすると、アルゼンチンやばいかも。

後半は、ほぼアルゼンチンのワンサイドゲームだが、アイスランドは驚異の
集中でゴールに鍵をかける。GKが好セーブ連発！なんとメッシがPKを失敗。
コースを読まれ、GKに弾かれた。アルゼンチンは、もうメッシが決めるか
決めないかのチームになってしまった。そのまま引き分けで終了！
D組は混戦になりそう！寝ます。 おやすみ！

P.S.
C組：ペルー vs デンマーク、０：１
D組：クロアチア vs ナイジェリア、２：０

《ロシアW杯２日め》2018-6-15 Fri

A組：ウルグァイ vs エジプト、１：０。
いやあ、すごかった、特に後半。息もつけない攻防だった。
やっぱりW杯は、いいね！本番は違うね！
スアレス＆カバーニの超絶攻撃を、体を張って守り抜くエジプトの選手の気迫と
集中は感動もんだった。試合終了間際にCKで失点し負けてしまったが、エジプトの
サポーターは誇りに思っているだろう。これは、ぜひ日本選手に見習って欲しい。
綺麗なパスサッカーをやろうとしたら、コロンビア戦はサウジのようにボロ負けする。
一瞬でも気を抜いたりビビったりしたらやられる。頼むぞ！

B組：イラン vs モロッコ、１：０。
これはデイリーハイライトを見ればいいや。スペインvsポルトガルが始まるまで
仮眠しよう。そう思っていたら、両チームとも最初から飛ばしてる。面白くなりそう。
というわけで、観てしまった。どちらもスペイン、ポルトガルという強国との対戦を
控えているので、どうしても勝っておきたい試合。白熱のゲームとなった。そして、
またもや終了間際、イランのFKをモロッコの選手が痛恨のオウンゴール。イランは
98年フランス大会以来、20年ぶりの勝利。今回のW杯は終了間際に魔物が住んでいる。
面白い！モロッコの方が良い攻撃をしてたので残念ではある。ただイランは国際政治の
問題で、大会前の合宿も試合もできなかったという。頑張ったなあ！

止まんねえ〜、結局３試合、続けて観てる。
まだ２日目。この調子で観てると、いつか倒れるだろうな。

B組：スペイン vs ポルトガル、３：３のドロー！
開始直後の４分、ロナウドのPKが決まってポルトガルが先制したが、スペインも
ジエゴコスタが見事な個人技で２人のDFをかわし、強烈な同点ゴールを決める。
その後はスペインが、お家芸のティキタカでゲームを支配するが、ポルトガルも
素早いカウンターで対抗。前半終了間際、ロナウドが低い無回転シュートでGKの
手を弾き、２点目を決める。クソ面白い！それにしてもスペインの先発。
イスコ、シウバ、イニエスタ、コスタ、ピケ、ラモス、ブスケツ・・ため息が出る。
開幕直前に監督が電撃交代したが、これだけのメンツがいれば関係ねーわ。
監督はイエロ。懐かしい名前だ。

後半10分、今度はコスタが２点目を決め、同点！12分にはナチョが豪快なミドルを
決め、ついに逆転！この試合は、早くも永久保存版に決定！25分以降、イニエスタ、
コスタ、シウバが交代。このまま余裕でスペイン勝利かと思いきや、後半42分、
ロナウドがFKを決めてハットトリック。ポルトガルが同点に追いついた！
まだわからんぞ！このあたりがイエロ監督の経験の浅さか。

え? ロナウドが自分から倒れこんだ。足がつったか時間稼ぎの演技か、何ともなさそう。
こういうところがロナウドを好きになれない理由。結局、３：３のドローで試合終了。
でもまあ、決勝トーナメント進出は、この２チームだろうね。レベルが違うわ。
疲れました。今度こそ寝ます。

《母校サッカー部の写真がテレビに！》2018-6-15 Fri

昨夜、NHKの「日本人のおなまえっ！」でサッカー特集をやっていた。
その中で、母校サッカー部の戦前の写真が使われた。
実はオイラ、OBの会「酉松会（ゆうしょうかい）」の新聞とWebsiteの
編集長をやっていて、記事を書くために古い写真を集めたことがある。
千代田区一ツ橋にある如水会館の倉庫に眠っていた歴代の卒業アルバムの
中からサッカー関連の写真をピックアップし、接写してWebsiteに掲載した。
それを番組の制作者が見つけ、使用したいと連絡してきたというわけだ。

いやあ世の中つくづくネット社会だね。というか、こんなマイナーな
サイトをよく見つけるもんだわ。おヒマな方は、下記Websiteの
左サイドバーにある「写真アルバム」をクリックしてみてください。
あの石原慎太郎氏もサッカー部に所属していたことがわかります。
自慢にはならんけどね。
http://www.yushokaishimbun.com/

でもなあ、老人の独り言なんだけど、あんまり写真をね、派手なテロップや
サブ画面で汚さないで欲しいなあ。これが今のテレビなんだけどねえ。