《親善試合：なでしこ vs ナイジェリア》 2013-9-22 Sun

２：０、快勝。前半に大儀見、後半に川澄が決めた。
澤と近賀が代表復帰。ロンドンオリンピック以後、不安定だったなでしこのサッカーが落ち着いた。ナイジェリアはアフリカでは王者らしいが、欧米に比べれば、やはり格下。もう２，３点とらなきゃいけなかったし、とれたと思う。高瀬はいつも代表に選ばれているが、いいプレイを見たことがない。フィジカルは強いかもしれないが、ドリブルもシュートもヘタ。このままじゃ次はないと思う。逆に初めて代表に選ばれたDFの２人。17歳の三宅、長身の北原は楽しみな選手だ。このまま伸びていってほしい。今日は宮間と澤のダブルボランチ。初めてのコンビだったが、抜群だった。ワクワクした。澤は本当に別格の選手だということが、この試合でよくわかった。危機を察知して敵の攻撃の芽を摘み、攻撃では敵の一番いやがる所へパスを出す。その場その場のベストチョイスを瞬時に判断し、確実にやってのける。澤がいるおかげで、宮間も伸び伸びプレイしていた。次のW杯はもちろん、できれば2020年の東京オリンピックまで、ずっと見ていたい。42歳でも、澤ならやれる！私は大野、大儀見、澤、宮間の４人を、女子サッカー界の黄金のカルテットだと思ってる。彼女たちを越える存在は、しばらく出て来ないだろう。去年のU-20女子W杯で活躍したヤングなでしこ（嫌いな言葉）から選ばれたのは田中陽子だけかな。しかも田中は後半24分に負傷した中島依美に代わって入ったが、20分ほどプレイしただけで交代させられてしまった。岩渕もそうだが身体を寄せられると全然ダメでテクニックだけでは通用しない。同じ身体の小さい大野や宮間を見習ってほしい。26日のナイジェリアとの再戦で今年のなでしこの試合は終わりだそうな。もっと見たいなあ。