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《五輪男子準決勝:日本 vs メキシコ》 2012-8-07 Wed [サッカー]

[サッカー]1:3で敗れ、決勝進出ならず。グスン。

なんと永井が先発!関根監督にあざむかれたなあ。ケガなど無かったように走っている。今日も日本はいい出だし。堅守速攻というよりパスワークが冴え、メキシコのDFをゆさぶり、12分、大津が胸のすくようなミドルシュートを決めた。しかし、その後メキシコも徐々に盛り返す。1対1で抜くのが本当にうまい。日本は人数をかけて耐えてきたが、31分、CKからゴールを奪われてしまった。互いに譲らず。44年ぶりの因縁の対決と騒がれているが、今の選手たちには関係ないだろう。目の前の勝負に集中していた。うまさではメキシコに分があるが、日本の走力が落ちなければ十分チャンスはある。

後半メキシコは、なんとドスサントスをベンチに下げ、ショートパスをつなぐのではなくロングボールを多用し、日本のDFラインを下げる作戦に出た。これで日本の中盤は間延びしてしまって思うような攻撃ができなくなった。いろんな戦い方ができるメキシコは、やはり強い。日本の最弱点をつかれてしまった。20分、権田GKの不用意なパスをペナルティエリアの近くで受けた扇原がパスの出し所を探しながらドリブル。それを奪われゴールされてしまった。やってはいけないプレイ。しかも周囲にいた数人の日本選手は、その前にメキシコの攻撃を何とか防ぎほっとしていたのか、みんな歩いていて対応が遅れた。残念。その後、疲れで足も止まってきた日本は東に代えて長身の杉本、清武に代えて宇佐美、扇原に代えて齋藤と、次々に前線の選手を入れて反撃を試みる。が、何かチグハグ。引いて守りだしたメキシコを崩せず、なかなかチャンスを作れない。時間が刻々と過ぎていく。日本の選手に焦りが感じられる。このあたりが若い。あ~~~、ロスタイムにうまいパスワークで右サイドを崩され、最後は権田の股を抜くシュート。決定的な3点目を入れられてしまった。最初の出だしが非常に良かっただけに本当に残念。関塚監督にはメキシコのような次の一手がなかった。

これで銅メダルをかけて韓国と対戦することになるのかなあ。見たくない試合だ。メキシコは44年前のリベンジを果たしたわけだ。スタンドに「ハポン、ハポン、ラ・ラ・ラ」の声が響くことはなかった。とにかく完敗です。やはり攻めきれない弱さが最後に出てしまった。ああ、今日はくやしくて眠れそうにない。選手は気持ちを切り替えることができるだろうか。心配。

P.S. やはりブラジルが韓国を3:0で破り、決勝へ。韓国の方が気持ちの切り替えは早いかも。
苦しい試合になりそうだ。俺も切り替えて応援しよう。一夜明け、やっとその気になった。
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