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《人工芝と今そこにある危機》7-14 Tue [雑感]

7月5日(日)午後2時より、小雨が降ったり止んだりのあいにくの天気の中、東大、学芸大、一橋大の50歳以上のサッカー部OBが集まり、東大の人工芝グラウンドにて試合を行った。総当たりで20分ハーフ・2セットを、2ラウンド。スライディングすると “ビフテキ” ができた昔の固い人工芝とは大違い。言われなきゃ自然の芝だと思ってしまう。しかも、この人工芝は一昔前のもので、今はもっと進んでいるという。ちょっとしたカルチャーショックだった。

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午後4時を回った頃、2ラウンド目の一橋 vs 東大の試合の途中、ショッキングな出来事が起こった。我がチームの1人が、試合中に心筋梗塞で、突然倒れたのだ。息を荒くしていたので、みぞおちにボールが当たったのかと思ったが次第に呼吸が弱くなっていき、事の重大さに皆が気づいた。幸い東大チームに医師がいて、AEDも近くに準備されていたので、すぐに心臓マッサージ、人工呼吸の処置ができた。さらに構内には東大病院があり、敏速に搬送できた。不幸中の幸いとは、まさにこのことだ。それから9日目、彼は順調に回復し、明日には退院することになった。彼のすぐそばにいた私は、先生に言われるまま、生まれて初めて人工呼吸を行った。その場では不思議と冷静だったが、後から考えると・・もし悪い結果になっていたらと思うと、ゾッとする。あの時の彼の息づかいと虚ろな目は、一生忘れられない。

人生、何が起こるかわからない。
一番困ったのは、彼の家族の連絡先が、中々わからなかったことだ。スマホは暗証番号がないと本人しか使えない。免許証で住所はわかったが、104では登録されていない電話番号は教えてもらえない。日曜だったので会社にもつながらない。OB名簿にも記されていなかった。結局、本人の意識が戻るまで、家族と連絡がつかなかったのだ。これからは緊急の連絡先や血液型を記したメモを、財布にでも入れておかなければならないと痛感した。携帯はガラケーだから誰でも見られる(見られないように出来るのかも知れないが、やり方知らん)。オイラはもう一生ガラケーでいいや!


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