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フランス撮影日誌1 《アラカン撮影隊参上》 2012-6-21 Thu [世界の車窓から]

2年ぶりに「哀しき中年撮影隊」が、さらに加齢して登板。
ディレクター、カメラマン、VE、現地コーディネーター、4人の年を合わせると241歳。そう、全員アラカンなのである。みんな金も欲もないが、持病は自慢するほど持っている。薬(特に湿布薬)と入れ歯洗浄剤は必需品。さらに私は50肩で右腕が上がらないまま日本を出発した。これでは不安と30代の若者が2人加わってくれた。こんなヨロヨロ撮影隊をパリは突然のゲリラ豪雨とカミナリ、大粒のヒョウ、そして季節外れの寒さで迎えてくれた。もうちょっと優しくしてね。先は長いんだから。

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撮影初日は夏至で、フランスでは“音楽の日”と呼び、誰でも街頭で演奏していいことになっている。
ロックやヒップホップが大音量で鳴り響く中、サン・ジェルマン・デ・プレの裏通りで出会ったのがシャンソン。やっぱりこれだよなあ、パリは。数十人が道端に座り込み、穏やかな微笑を浮かべながら歌声に耳を傾けていた。中には踊る熟年カップルもいた。その一角だけが時間が止まったように思われ、しばらく見とれていた。

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夜、フランス料理なんぞにはまったく興味がないオジサンたちはキューバ人が経営するバーで夕食。選んだ理由は大型モニターが設置されていたから。サッカーの欧州選手権をやっているのだ。これを見みずして何を見る。乾杯の前に、それぞれ持参した薬を飲むのを忘れない。話題はサッカーより病気自慢が多くなる。すでに疲れていた。

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9月10日より12週に渡って放送する「世界の車窓から」フランス編。
これから1週間おきに撮影日誌をアップしていくつもり。お楽しみに。


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