《キリン杯：なでしこ vs ブラジル》 2012-4-05 Thu

４：１で快勝！
前半は１：１。日本の１点目は宮間のFKをブラジルDFがヘッドでクリアーしようとして自殺点となった。ブラジルのゴールもFKから。ペナルティーエリアのすぐ外からフランシエリが直接決めた。ブラジルの厳しいディフェンスに攻撃の形が作れなかったなでしこだったが、38分、安藤に代わって永里が入ってから前線でキープできるようになり、ボールを支配できるようになった。ほんとに永里の成長ぶりには目を見張るものがある。後半は宮間がボランチに入り、彼女から効果的なパスが前線へ入るようになり、なでしこらしい攻撃ができるようになった。アルガルベ杯の時にはうまくいかなかったが進化したなあ。13分、宮間の右CKにニアへ走りこんだ永里が頭で合わせてゴール左隅に流し込む。さらに16分、速攻から左サイドをくずし永里がシュート。GKがはじいたボールを詰めていた宮間がゴール。そして44分、右サイドを駆け上がった近賀の素晴らしいクロスに菅沢が倒れながら右足で流し込んだ。一番気持がいいゴールだった。澤がいなくても、交代で誰が入っても、いいゲームができるようになった。エースのマルタがいたら結果は違ったかも知れないが、テクニックにおいても戦術においても、なでしこはブラジルに優っていることが確認できた。ようやく本格的に春が訪れ、桜も咲き始め、いい試合も見られ、今日は幸せな気分。