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《キリン杯:日本 vs ウルグアイ》2018-10-16 Tue [サッカー]

[サッカー]4:3、ウルグアイに22年ぶりの勝利!!

【先発】
FW:大迫勇也
MF:中島翔哉・南野拓実・堂安 律
   遠藤 航・柴崎 岳
DF:長友佑都・三浦弦太・吉田麻也(Cap.)・酒井宏樹
GK:東口順昭

ほぼ予想通り、というより誰もが願った先発でワクワク。
試合開始からボールを奪うと中盤で短いダイレクトパスを多用しながら、
前に向かっていく日本。ウルグアイは的を絞れず混乱。これが新しい
日本のスタイルかな。

で、前半10分、それが早くも実を結ぶ。
中島の鋭いスルーパスを受けた南野が、またも素晴らしいトラップと反転で
DFを振り切り、右に飛ぼうとしたGKの逆をついてゴール左隅に決めた!

28分にFKからウルグアイに同点とされるも、36分、堂安が右サイドから中へ
ドリブルで切れ込み中島にパス。中島が得意の角度からゴール右隅にシュート。
GKに弾かれたが、詰めていた大迫が冷静に股の間を抜くシュートを決めた!
この時、DFにガチガチ当たられながら倒れずにドリブルで突進した堂安が
すごかった!これが個の力。

しかし後半12分、DF三浦の凡ミスで再び同点にされる。
GKへの不用意なバックパスをカバーニに奪われて失点した。その前のプレイで
PKを取らなかったことに抗議していたカバーニが、前線に残っていた。それに
三浦は気づかなかったのだ。ああ、また、いい試合をしたというだけで終わる
のかと思った。

しかし、しかし、その2分後、この試合で一番のゴールが生まれる。
後半14分、日本のCKをウルグアイがクリア。それを奪った堂安がゴール中央に
残っていた酒井宏樹にパス。酒井はシュートを打つふりをして走り込んだ堂安に
短いパス。ワントラップでDFをかわした堂安は素早いシュートでゴール左隅に
決めた。ゴール前の狭い密集地を鮮やかなパス交換で突破。しかもロシアW杯組
の酒井と東京五輪組の堂安のコンビで。これぞ、新旧融合。嬉しかった。

さらに21分に4点目が決まる。
柴崎からのスルーパスを受けた南野トラップに失敗。DFに奪われるが、堂安が
奪い返して電光石火の強烈なシュートを放つ。惜しくもGKに弾かれるが、詰めて
いた南野が難しいバウンドのボールをハーフボレーで決めた。若い2人の個の力
で奪い取ったゴールだった。

後半30分、カウンターから失点したが、リードを守りきって勝った!。
本気のウルグアイに、4:3 !親善試合じゃなく、W杯本番のようだった。
日本の攻撃のスピードが半端ねえ!
中島、南野、堂安、若いトリオが半端ねえ!
それだけじゃなく、2度追いつかれても突き放したのが、すげえ!
こんな日本代表見たことない。

強豪に同点もしくは惜敗で、よくやった、いい試合をしたという時代が終わり、
日本は新しい段階にステップアップしたと思う。試合全体を通じFIFAランク
5位より技術的にも精神的にも余裕があり、胸板の厚い男たちを相手に球際の
強さでも負けず、ほぼ圧倒した。ロシアW杯のいい流れがW杯終了後も続いて
いる。これは初めてのケースかもしれない。

これまでは4年に1度、外国人監督を招聘し、新しいチームを一から作らなけ
ればならなかったが、今回は、西野 → 森保という、どちらもロシアで戦った
日本人同士の監督交代だから受け継ぎがスムースだった。システムも4-3-2-1 を
踏襲。乾・香川・原口→が、中島・南野・堂安に代わっただけ。ただ段違いに
スピードがアップした。融合というより、リオ五輪と東京五輪世代の若い個の
力がチームを変えたのだと思う。

セットプレーの高さで負けて、失点。
GKへの不用意なバックパスから、失点。
逆サイドへの速いクロスに対応できず、失点。これが、課題。

大迫が外しすぎるのも、課題。
強くてうまいポストプレーは魅力で、
彼がいるから中島、南野、堂安が暴れられるんだけどね。

3連勝でチームの幸先が良すぎるのも、課題。
でも、今日は素直に喜びたい! もう1回、見直そう。

【試合ハイライト動画】
https://qoly.jp/2018/10/16/japan-4-3-uruguay-all-goals-iks-1

【得点】
10分 南野拓実、36分 大迫勇也、59分 堂安 律、66分 南野拓実

【交代】
74分 柴崎 → 青山敏弘、87分 中島 → 原口元気



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