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《日本代表 vs Jリーグ選抜》 2011-3-29 Tue [サッカー]

2:1で日本代表が勝つ。勝敗はどうでもよかった。
カズのゴールが一番うれしかった。こんな時に歌える応援歌が欲しいと思った。
無口で、いつもうつむきがちだった小笠原が、しっかりカメラに向かい自分の思いを話していた姿が
印象的だった。

あの日・・・仕事をしていた赤坂から5時間近くかけ、自宅のある赤羽まで歩いた。不思議に疲れを感じなかった。気が張っていたからか。いろんな思いが胸をよぎった。心に突き刺さった痛みは、これからも長く続くだろう。ただ、この大震災によって、日本人が本来持っていた美質に、世界が、そして我々自身も気がついた。家も家族も失いながら、静かな微笑さえ浮かべ耐えている被災者の姿。日本人は自然と戦うのではなく、なんとか折り合いをつけながら、何千年もこの島で生きて来たのだ。そして、これからも生きていく。“不便”だからこそ感じる、人のあったかさ。“不便”だからこそ感じる、生きている実感。“足るを知る”・・・これから日本は、少しいい方向へ向かうかも知れない。そんな、えらそうなことが言える人間ではないけれど。亡くなられた方々に合掌。そして被災者の方々の心に再び平安が戻ることを切に願います。
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