《日本 vs ペルー》 2007-3-24 Sat くもり後、雨

２：０で勝利。
いずれも俊輔のＦＫから。決めたのは巻と高原。順当過ぎる結果ではある。高原はホントに良くなった。自信に溢れたいい顔になった。うまいトラップから素早く反転してのボレー。なかなか出来るもんじゃない。強引なドリブルもグッド。ＤＦとの接触にも強くなったなあ。楽しみ、楽しみ。チーム全体としては連携が悪く、パスミスも多くてダメダメ。左の駒野はまあまあだったが（相変わらずセンタリングは下手だった）、右サイドの加地は、何をどうしていいのかわからない感じだった。攻撃的ＭＦが遠藤と俊輔のコンビだとうまくいかないのでは？どっちもパスの出し役だから。羽生や水野のように走り回って相手の裏をつく動きをするＭＦがいないと俊輔は生きない。流れるようなパスワークで、ビシッとゴールを決める日本代表が見たい。アテネ・オリンピック世代と黄金世代の融合は、まだ始まったばかりだ。これから俊輔と憲剛は中村兄弟と呼ぼう。何であんなに似てるのか。巻兄弟より似てる。

ところで、シンクロナイズド・スイミングの解説が面白い。近所のおばちゃん丸出しのしゃべりがいい。説明もわかりやすいし、日本だけでなく外国の選手に対しても愛情が感じられる。それはよかったのだが……、ずいぶん前から水泳、フィギュアスケート、バレーボールなど、テレビのスポーツ中継にジャニーズ事務所系タレントがのさばり始めた。それと民放の局アナのしゃべりは過剰な装飾が多すぎる。もっとスポーツの本質を、醍醐味を、静かに見せてくれ！こう書いているうちにフィギュアの表彰式。１位の安藤、２位の浅田ばかりで、３位のキム・ヨナがメダルを受けるシーンをカット。それはないんじゃないの、フジテレビ。ひどいねえ。