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《アラブの車窓から:放送のお知らせ》 2010-7-15 Thu   [世界の車窓から]

ワールドカップが終了し、ちょっと気が抜けてしまった方々に贈る、サウジアラビアとシリアの車窓から。(何の関係もないけれど・・・)来週、7月19日月曜日から放送開始です。ぜひご覧ください。

2010サウジ・シリア編.jpg

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《決勝:スペイン vs オランダ》 2010-7-11 Sun [W杯観戦記]

64試合目となる決勝戦は・・・
スペインが120分の戦いを制し、オランダを1:0で破る!初優勝!
息詰まる激しい攻防に打ち勝ったスペインは、美しいだけでなく精神的にも、
たくましかった。以下、実況。

審判団の入場の時に西村さんの顔があった。ひと足先に決勝進出。誇らしい。
前半4分、スペインFKからセルジオラモスが決定的なヘッド、しかしGKにはじかれ決まらず。オランダは、最初からファウル覚悟の厳しい守備を強いられる。10分、セルジオラモスの速いセンタリングがあわやオウンゴール。11分、ビジャのボレーシュートが左サイドネットを揺らす。それ以降は、ジリジリと焼けるような1:1のせめぎ合いが続く。何だかセットプレーが勝敗を分けるような雰囲気。流れの中では、お互い最後までなかなか行けない、いや行かせない試合。これが決勝なんだなあ。

後半16分、スナイデルのスルーパスに抜け出したロッベンがGKと1;1。しかしカシージャスが左に先に飛び、右に打たせ足で止めた。見事なフェイント。冷静!24分、右からのシュート気味のセンタリングがビジャの前へ。フリーで打ったがDFにブロックされる。28分、スペイン絶好の位置からのFKを得たが、ビジャが大きくはずす。30分、スペイン絶妙なパス回しからビジャがシュート、しかしDFの足に当たってCK。このCKからセルジオラモスがフリーでヘッドを放つがふかしてしまう。このペースの時に決められないと、スペインは厳しい。中3日と4日の差が出てくる。38分、再びロッベンがDFを振り切ったが、カシージャスに阻止される。スペイン、シャビ・アロンソに代えてセスクファブレガスを投入、勝負に出た。しかしスペインにパスのキレがなくなる。あ~、延長になってしまった。スペイン、やばい。それにしても、イニエスタの体を反転させながらパスを受けて相手を抜く技術、あれは、すごい。そしてビジャは小柄なのにDFを背負いながらボールをキープできる。岡崎にも真似してほしい。

延長前半4分、セスクが抜け出しGKと1;1になるが、シュートを足で止められる。その後、8分、オランダがファンデルファールトを投入。10分、スペイン、ナバスのシュートがDFの足に当たって右サイドネットへ。惜しい。13分、またしてもセスクがまん中を抜け出しシュートしたが、右にはずれる。スペイン、セスクの投入で中盤を支配できるようになり、リズムが出てきた。

延長後半、スペインはビジャに代えてトーレス投入。今大会まったく調子が上がらないトーレス、最後に輝けるか。3分オランダのハイティンガ、2枚目のイエローで退場。スペイン、何とか決めてくれ。あ~~、シャビのFKはバーのはるか上。遠藤を貸してあげたいよ。トーレスは、やはり体のキレがない。9分、いかん、オランダにFK。スナイデルのシュートはスペインの壁に当たってはずれる。が、なぜかスペインのゴールキック。CKだけどね。11分、やったあ~~、イニエスタが右サイドから決めたあ~~!!!カシージャス、泣いてる場合じゃない!オランダは猛抗議だが、絶対オフサイドではない。喜びすぎてユニホームを脱いでしまったイニエスタにイエローカード。後半ロスタイム、トーレス、足を痛めて(肉ばなれか?)ピッチ上にうずくまってしまった。そして、試合終了!喜びに沸くスペインの選手たちを横目で見ながら、オランダのスナイデルが、いつまでもピッチに座り込み、泣いていた。ファンペルーシは今日も不調。それが響いた。オランダは74年、78年に続き、三度決勝で泣く。しかしオランダのユニホームには、今日も対戦国であるスペインの国旗があった。このオランダの姿勢は称賛されていい。どのメディアも触れてくれないが・・・

スペインは勝った時のためのユニーホーム、胸に星が1つ付いたユニホームを着て表彰台へ。世界の模範となるサッカーが優勝した。本当にうれしい。そう言えば、タコ占い、最後も当たったねえ。すごい。

P.S. 大会MVPにウルグアイのフォルランが選出される。
同じ見方をしてくれたことも、うれしい。イニエスタのアンダーシャツには亡き友に捧げる言葉が書いてあったそうだ。「ダニ・ハルケ、いつも一緒だ」。ダニエル・ハルケは去年26歳で急死したエスパニョールの選手。覚悟のイエローカードだったのだ。




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《ウルグアイ vs ドイツ》 2010-7-10 Sat [W杯観戦記]

ドイツが3位。タコ占い、また的中!

ウルグアイ、ドイツに2:3で惜敗。前半は1:1。後半、ウルグアイがリードしたが、ドイツが逆転した。フォルラン、すごい。雨の中、速いセンタリングに見事に合わせたボレーシュート。そして後半ロスタイム、終了間際に放ったFK。バーに当たってしまったが、最高のシュートだった。彼がいたおかげて、ウルグアイはベスト4にふさわしいチームになった。今大会で最も印象に残ったFWだ。対照的にスアレスは決定的なシュートを決められなかった。あのハンドの罰か。会場でもブーイングされた。決定的なゴールをハンドで防いだ場合、ゴールと認定すべきだという動きがある。私も賛成だ。ドイツは、ラーム、ポドルスキー、クローゼをはずしても勝った。層が厚いね。3位決定戦って、ある意味、決勝戦より面白い。負けても失うものがないから、両チームとも攻める。互いの意地と国の誇りをかけて、純粋にゴールだけを目指して戦う試合は、やっぱりいいなあ。ワールドカップって本来そういうものなんだけどね。さて、決勝はどんな試合になるか。タコ占いはスペインと出たそうだが、果たして・・・



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《スペイン vs ドイツ》 2010-7-7 Wed [W杯観戦記]

よっしゃあ~~!サッカー小僧が、巨人を倒した!

スペイン、ドイツに1:0で勝つ!前半3分、ピッチに観客が1人乱入。静かな立ち上がりだったので、水をさされることはなかった。それにしても中継スタッフは乱入者をアップで抜かなかったね。スーパースローもなかった。それだけ試合自体の緊張感がすごかったということだろう。どちらも速攻を許さない慎重な試合運び。その中で、やはりスペインのパスワークのうまさが際立ち、ジワリジワリとドイツを追い詰めていく。後半に入ってからのスペインの攻撃は見事だった。細かいパスワークでは裏を抜けないとみるや、後ろから走りこんでくる選手にミドルシュートを打たせたり、サイドでペドロが長いドリブルで切り裂いたり、DFの裏に斜めに長い距離を走ってきたセルジオラモスにセンタリングを合わせたり、実に多彩。アルゼンチンを圧倒したドイツが成す術がない。スペインの執拗なジャブがドイツの攻撃の芽をつみ、28分、CKからのゴールに結びついた。後ろから走りこんだプジョルがフリーでヘッド。前半の決定的なダイビングヘッドを決められなかったのを帳消しにした。ドイツもうまいけど、スペインの選手のセンスの良さ、アイディアの多彩さに翻弄された感じ。守備に追われ、満足なシュートが打てなかった。小柄なサッカー小僧たちがパワーに勝る巨人たちを破ったことは、最高に気持ちがいい。ドイツ有利に思ったけど、ミュラーが累積警告で出場できなかったのが痛かった。それに若さも出たかな。試合の流れを変えられる選手もいなかった。今日の試合、汚いファウルは一切なくクリーンな試合だった。それとPKかと思ったシーンが3回ぐらいあったが、それを取らなくて正解。見応えのある試合になった。審判に敬意。決勝はスペイン vs オランダかあ。どちらが勝っても初優勝。初めての国に優勝してほしいと思っていたので、うれしい。どちらかと言えばスペインに優勝してほしいが・・・



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《ウルグアイ vs オランダ》 2010-7-6 Tue [W杯観戦記]

あ~~アフリカに続き、南米も消えた・・・

ウルグアイ、オランダに2:3で敗れる
前半は、ほぼ互角。どちらも守備がしっかりしていて、なかなか最後まで攻めきれなかったが、オランダの左サイドバック、ファンブロンクホルストが30メートルの強烈なシュートを決めると、ウルグアイのエース、フォルランもミドルシュートを決め、1;1となる。やっぱり最後は個の力。日本の選手も、もっとシュート力をつけないとなあ。見習え、長友、大久保。後半、オランダは守備的MFデゼーウに代えてファンデルファールトを投入、超攻撃的布陣で勝負に出た。そして25分、スナイデルがゴール右隅にボテボテシュートを決め(まあラッキーゴール)、28分にはカイトのセンタリングをロッベンがヘッドで左隅に決めた。このレベルではギリギリを正確に狙わないと入らないね。ウルグアイはガーナと120分戦った疲れが出てきたのか、プレッシャーが甘くなる。それでも後半のロスタイムに1点を返し、古豪の意地を見せた。しかし、なんですよ。ベスト16に残ったチームの中で、パラグアイは最も勝てるチャンスがあったチームだったんだなあと、つくづく思う。逃がした魚は大きい。



スペイン vs ドイツはどうなるだろう。やっぱりドイツか。NUMBER を読んだら、ドイツのレーブ監督は2004年から2006年までクリンスマン監督の下でコーチとして参加。その後、監督となり6年がかりでバルサのようなスピーディーなパスワークができるチーム作りに取り組んできたという。しかも2000年から始めたエリート育成プログラムで若手を育て、その中からテクニックに優れたエジルやミューラーが出てきた。緻密だねえ、ドイツは。かなわない。日本も見習わないと。今回の収穫は大会本番にピークを持っていくコンディション作りに成功したことと、堅守速攻の戦い方にある程度の結果を得て自信を持ったこと。次は攻撃力の強化だ。サッカー界全体で長期的な視野に立って取り組んでほしい。決勝がドイツ vs オランダになったら(スペインになってほしいけど・・・)、1974年西ドイツ大会決勝の再現になる。大学時代、サッカー部仲間のアパートで初めて衛星生中継で見た試合。クライフ率いるオランダのトータル・サッカーに度肝を抜かれた。負けちゃったけど。感慨深い決勝になるなあ。そうなったらオランダに勝ってほしい。
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《アルゼンチン vs ドイツ》 2010-7-3 Sat [W杯観戦記]

もう何度も見たような悪夢・・・

アルゼンチン、0:4でドイツに敗れる。屈辱的な敗退。
結局、最後はドイツが勝つ。というより、今回は前半3分から、もう負けていた。アルゼンチンの守備のもろさ、集中力のなさをドイツのFKが見事に突いた。これで勝負あり。メッシも不調。攻めても攻めてもはね返された。こうなったら、ぜひスペインにドイツを破ってほしいって、まだパラグアイとの試合が始まってないが、無理かなあ。このドイツの勢いは誰も止められないかも知れない。マラドーナがいなくなるのもさびしい。どんなコメントするんだろう。

スペイン、1:0でパラグアイに辛勝
お互いPKをはずし合い、最後までもつれた。パラグアイ、よく守り、時にはスペインゴールをおびやかした。バルデスのゴールはオフサイドではなかったんじゃないか。この文のパラグアイが文字が日本だったら、と何度も思う。スペイン、60年ぶりのベスト4。ウルグアイも40年ぶり。パラグアイは8回目の出場にして初のベスト8。日本はまだ4回目、アウエイ大会では3回目。12年の歴史しかない。まだまだ、これから。



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《ブラジル vs オランダ》 2010-7-2 Fri [W杯観戦記]

ブラジル、1:2でオランダに逆転負け!
なんてこった。前半10分、オランダDFラインのど真ん中を狙った見事なスルーパスにロビーニョが走りこみ、そのままダイレクトでシュート。これが決まり、ブラジル楽勝かと思った。しかし後半、スナイデルのセンタリングをクリアしようとしたブラジルのGKとディフェンダーが重なってしまい、そのまま入ってしまった。さらにCKからスナイデルがヘッドで決め、オランダが逆転。さらにさらにブラジルは退場者まで出してしまう。冷静さを失った。わかんないねえ、サッカーは。カカ、絶不調。ロナウドと共にスーパースターが、また一人去る。これでメッシまで去ってしまったらどうしよう。今頃ブラジルでは、日本人主審、西村さんに対する非難がすごいかも知れないが、けっこう公平的確な笛だったように思う。さあ、明日はどうなるか。こわいなあ。アルゼンチン、スペインには残ってほしい。ドイツはいやだ。だけどなあ・・・いやな予感。

俊輔、代表引退宣言。撤回してくれないかなあ。今でも日本で一番クリエイティブな選手だと思うし、さびしい。

ウルグアイ vs ガーナ、1:1、PK戦でガーナ敗退。見てないけど、ガーナは延長後半終了直前に得たPKをはずしてしまったという。日本よりもっとくやしいだろう。PK戦に代わる決着方法はないものか。残酷過ぎる。再試合が一番いいけど、日程的に不可能だと思う。コイントスの時代もあったし、私の中学時代はジャンケンだった。もっとひどい話。判定で決めるというのはどうだろう。ゴール枠内にはなったシュート数とか、ボールキープ率とか、どちらが次に進むのにふさわしいチームかというのを、フィールド上の審判員とは別の審査員が5人ぐらいが採点して投票し、決める。ついでに彼らが微妙なゴール、オフサイドのビデオ判定もする。そろそろ議論になってもいい。

P.S. 録画で見たら、ガーナの決定的なシュートをウルグアイのスアレスが手で防いだんだね。
これはPK戦をやる前に、判定でウルグアイの負けじゃないの?



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